三方良しの最近のブログ記事

全体最適化の実例

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【全体最適】←【部分最適】

これが大事と頭ではわかっていても、具現化は難しくないですか?

【指示ゼロ経営】を実現した米澤晋也さんから
スタッフに任せるとの話を最初に聞いた時、
まず頭に浮かんだのは、

指示が無いことで「部分最適」が強まらないだろうか?
特に責任感が強いスタッフほど、そっちの方に向かう可能性がないだろうか?
との懸念でした。

米澤さんはレストラン、ウェディング、宿泊3部門を独立採算で運営していた
ホテルを例に話してくれました。
経営が難しくなって部門を超えて話しあい、各々がバラバラに強化するのでなく挙式数を増そうと考えた。

・宿泊部門から出た提案は
「ウェディングフェアに来られた見込み客には無料で泊まってもらいましょう」
(通常料金:3〜4万円の宿泊料)

・レストラン部門からは、
「料理内容の割にはリーズナブルな価格でランチを提供できますよ。」
(薄利だが、宿泊時のシーツ代になる。)

結果として、このホテルで挙式するカップルが大幅に増えた。

3部門が共通目的を持って共創が起きた。

米澤さん曰く
「環●設●」して、後は待つだけ。

「●」部分が気になる方、指示は出しませんが、
体験セミナーに是非お越しください。(笑)

【11/27.指示ゼロ経営体験セミナーin金沢】

イノベーション

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石川県産業創出支援機構が主催する起業家を支援するビジネスプランコンテストがあった。

最優秀起業家賞に輝いたのは【antaa】というサービス

医師同士の問題解決プラットホームを提供している。
開発のキッカケはこうだった。

交通事故で運び込まれた少年の足の骨折を処置した。
後日、頭を打ってなかったのだろうか?
事故によって内臓に影響を与えることはなかったのだろうか?
医師は専門分野に特化しているからわからない。
他のセクションの先生に相談しようにも手続きがいる。
(組織の中での縦割りは理解できます)

そこで、医師だけが会員になれる本サービス(アプリ)で自分の疑問を発信する。
その疑問に対して補足情報のやりとりなどしながら、組織を超えて他の医師が確認ポイントなどを助言する。

登録医師のプロフィールがしっかり公開されているから信用情報でもあり、評価もしていると思われる。

現場の医師の悩みが解消し、患者にとっても、適切な治療により国の負担も減る。
三方よしのすばらしいサービスだと思った。

現在、5,000人近くの医師が登録しており、
医師に役立つ情報もアップしているようです。

中小企業診断士や税理士、会計士でも応用できそうですね。
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ホームセンターのサラリーマン店長だった窪之内さん
お客様から「どの消臭剤を買っても臭いが消えない!」とのクレーム
試してみると、確かに完全に匂いが消える商品ががない。
2年間探し続け、様々な展示会に足を運んでも効果のある消臭剤に巡り会えなかった。

ある日、酪農家の友人がボトルに入った茶色い液体を持ってきて「これをお店で売ってくれないか」
聞いてみると「牛の尿を乳酸菌で分解した液」だという。

畜産業が盛んな北見市では、牛の糞尿の処理が公害問題となっていた。
悪臭に加え土中に染み込んだ尿が付近を流れる常呂川に流れ込み汚染が広がる。
処理設備は酪農家自身も多額の費用負担が伴い経営を圧迫するので、
処理済みの液体を販売できないかとの相談だった。

その液体の臭いを嗅いでみると、驚くことにまったくの無臭。
「牛の尿の臭いがなぜ消えるのだろう?もしかすると他の臭いも消えるかもしれない」

理由は分からないけど、なぜか臭いは消える。
「公害の元だった牛の尿が宝物に。酪農家の経営も助けられる。これはどうしても世に出したい」

「よし、この商品の名前は"きえーる"だ!」
これが誕生物語

先日、窪之内さんの2代目と会えた。
これは素晴らしいプロジェクトだと思った。



【7/24.伊奈食品工業:かんてんぱぱ訪問記】その3

早いもので1ケ月が過ぎました。
社是「いい会社をつくりましょう」の添え書きには
「たくましく そして やさしく」とあります。
社員さんと接していると「やさしさ」しか感じないので、書籍から「たくましく」を読み解いてみました。
一番強烈だったのが、以下の記述。

21歳で経営者の立場になり、売上の増大や企業規模の拡張を強く求める経済界で私は反骨精神を持ち、「人の幸せを第一に考え、緩やかに成長し、社員が夢を持てる会社」でも価値を認めてもらえることを証明してみせようと意を決した。

高度成長時代が始まり、上げ潮の頃にこのような決意を持つとは、全く逆の方向に向かう訳でとんでもない方だと改めて感じ入りました。

以下、気になった箇所です。
●「たくましく」とは、手を抜かず、仕事に一生懸命取り組むこと。
また自分を律し、その厳しさに耐えることです。永続していく強い会社という意味も含みます。

●「年輪経営」で大切なのは、他社より大きく成長することでなく、「たえず成長し続ける」こと。
急成長している時、経営者はラク。
一方、経営環境の良し悪しに関わらず確実に成長するためには、大変な技術と努力が必要。
自転車の遅乗り競争のようなもの。
ゆっくり漕ぐためには、意識を集中し、筋力を使い、絶えずバランスをとらなければならない。

●「年輪経営」とは景気の波に左右されない経営。
自社の業績が悪化した途端「景気が悪いから仕方ない」と思ってしまううちは、会社のどこかに不備があるから。
景気の影響が少ない事業を新たに起こすなどの工夫が必要。
景気に左右されないことは不況時に強いことに併せて、好調時には相対的に成長が遅くなります。
業績が激しく上下することなく、最適な速度で確実に成長してゆく会社こそ、夢や希望が生まれる。
希望に満ちていれば、社員は日々幸せに生きることができます。

●「ナンバーワン」を目指す会社は多いが、急成長思考に陥りやすくなる。
また、一つの業種に1社しか存在しないことになり、他の会社を蹴落とすことになる。
ともすると、不幸な人を生む可能性がある。
ナンバーワンよりも「一流」を目指す。
一流の会社が増えて、共存共栄してゆく会社になれば、みんなが幸せになれる。
「一流」は限りなく磨きをかけていくこと、取り組みに終わりがない。

● 当社には売上目標、利益目標を掲げたことはない。
会社全体の方向性だけを示した上で、前年の業績を下回らないこと。
営業所や工場、営業担当者が個々に、自ら目標を掲げることはある。
(例えば、工場での不良率の低減目標など)
社員が自ら設けた目標の責任を会社が問うこともない。
目標が仕事の励みとなり、次の課題を見つけるきっかけになれば良い。

●「四方よし」:四つ目は「将来もよし」
「遠きをはかる」こと、時間軸を加えることで会社が置かれた環境を俯瞰して見つめる。
「20年後からみて、自分の考えは正しかったと言えるだろうか」と確認する。
この考え方が習慣化すると先見性が磨かれて、今やることがわかりやすくなる。

●経営の神様、松下幸之助が信念を30回繰り返すならば、凡人は50回以上繰り返す。


三方一両損

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左官の金太郎が3両入った財布を拾った。
持ち主は大工の吉五郎だとわかったので、届けにゆく。
吉五郎は落としてしまったものは、もう自分の金でないという。
金太郎は、といって自分のものにするわけにはいかないという。
二人は大喧嘩になり大岡越前のお裁きを受けることになる。

譲らない二人をみて、越前は自分の財布から1両を出す。
「合わせて4両、これを半分の2両づつとりなさい。」という。

落とした吉五郎は持っていた3両が2両に
黙っておれば3両手に入った金太郎も2両に
各々が1両の損。
越前も1両損したことで丸く収まった。

三方よし。
江戸時代の知恵って素晴らしい。

価値共創

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メロンの食べ頃を振動測定器で判定。
このアイディアも素晴らしいが、この情報に価値を乗っけるサービスも面白い。
個体ごとにIDをつけQRコードを添付、情報をネットに上げておく。
生産農家、販売店(送り元)、購入者(贈り主)、賞味した人(贈られた人)
のメッセージ交換をクラウドシステムで実現する。

食べ頃を見える化できるからこそ実現できる
四方よしの情報支援サービスだと思いました。

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ファクトリエの山田敏夫社長の講話を聞く機会があった。

戦後、輸出産業として日本を支えた繊維、アパレル工場。
国内生産比率100%を超えていたが、今は2.4%とのこと。
つまり、我々日本人が身につけているものの97%は海外製品となる。

流通構造に問題を見出して、中間業者を通さずに生産者のプロダクトをお客様に届ける仕組みを作っている。

店舗を持たずにインターネットで販売。ネットだけでは肌触り、寸法を確認できないのでデパートで催事的にサンプルを確認できる場を設けている。

通常、売価が決まり原価率から工場出荷価格を決められるのがこの業界の慣習ではあるが、山田社長は工場が希望する単価をベースに販売価格を決めている。
工場がしっかり儲かる仕組みとしている。


ファクトリエの事業は、
「作り手の思いや顔、ストーリーに愛着が持てる商品でお客を増やすこと」
「作り手の思いを買って欲しい。」

国内500工場を見て回り、30項目の基準をクリアーした工場(現在55社)と契約している。
ファクトリエと関係したものづくり企業では、自分たちの仕事に誇りを持つことにつながり、ここで働きたいと入社する若い人も増えているそうです。

作り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし。

写真は地元の大和デパートでの展示でした。




広島の酒屋が営む「ビールスタンド重富」

開店時間は5時から7時まで
何故ならば、お客様である周辺飲食店の邪魔にならない配慮。
0次会的役割でビールしかなく、一人2杯まで。
但し注ぎ方によって味(渋みを残す、甘くする等)が変わるので12種類のメニューがある。

行列ができる店とのTV番組で知ったが、どのお客も大満足の表情で15分程度で出てゆく。
中身は地ビールでもなくて大手メーカーによる普通のビール

注ぎ方というよりも鮮度管理によって劣化を抑えているので美味く飲める。
飲食店への配達も温度に気をつばり震度を抑えてデリバリーするらしい。

同じ商品を取り扱う卸業での差別化を持たせるヒントになりました。
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希望は心の太陽

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ソ連全土で60万人以上の日本抑留者のうち、9万人が死亡したと言われる中で、
列車事故と転落事故の犠牲者2名を除き、殆どの人が生還できたのがタシケント第4収容所

たまたま観ていたテレビの再放送で知った。

イヤイアに、やらさ感でやる作業も目標を持つことで生きがいに変る。

希望を抱くことの力、志事(仕事)の力。

「我々はソ連に評価されたいがために必死にやっているわけじゃない。
世界一の劇場を完成させることで、
戦争で失ってしまった我々日本人の誇りを取り戻したのだ。 」 

リーダーとなった永田行夫さんの考え方、行動、言葉の力

詳細は、こちらにあります。
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/170420_2.html


また、対立する相手(ソ連側)と同じ目標を持つことで
信頼し尊重しあえる関係にもなるのだと感じました。

デモ行進してる人に観て欲しい番組でした。

みやじ豚

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TBSのガッチリマンデー正月特番で紹介された「みやじ豚」
ぶったまげました、発想がユニーク。

従来、生産者にとっての革新とは品質を上げること。
または加工に踏み込んで1次+2次産業となること、さらに販売まで手がける事で1+2+3次=6次産業化を目指すのが行政指導も含めて一般的な考えでした。

自称「養豚農家のこせがれ」宮治勇輔さんが実行したビジネスモデルは、農協や卸会社に従来通り豚肉全量を卸す。
一方でネット等の直販で受注した分を流通の途中段階より買い戻す。
・加工部門を持たない生産者は精肉加工を任せる事ができ、さらに在庫を持つ必要がない。
・流通各社も川下に卸す同様に購入してもらえるので損はない。
・消費者は選択肢が広がる。
まさに三方よしのウィンクル。

前提となるのは、品質のよい豚を養豚していること。
商品の良さをイベントやネットでキッチリ伝えて、ブランド作りを地道に行なっていること。

若い人の発想が1次産業をもっともっと革新させそうですね。

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