「人生を変える幸せの腰痛学校」伊藤かよこ(著)

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小説として書かれているが、下手な運動療法本よりオススメ。
本文中、身体的な腰痛には効かないと何度も断っている。
逆にほとんどの慢性的な腰痛は心理面が作用して痛みを大きくしていると指摘している。

認知心理学に基づいて腰痛に対する思い込みを排除し、正しく向き合ってゆく姿を腰痛に悩む主人公(神崎由依)を通して書かれている。
由依は、何度もこんな馬鹿げたことで治るのかと疑心暗鬼になりながらも、考え方を切り替え、行動変化によって普通に生活、仕事できるレベルに改善してゆく。

私自身、腰痛持ちであるが読んだだけでいつのまにか痛みが随分緩和されたと感じている。
腰痛に悩む人にはオススメしたい。

例えば「痛みの観察者になる」実習
【痛み】で頭が一杯になり、痛みにご機嫌を伺うように恐る恐る行動する自分は従者の関係になっている。
この関係をひっくり返して、【自分】を主として【痛み】を従者とする。

痛みを色で表すと何色?
そして、痛みはどんな形? 大きさは?
触るとどんな感じ? 柔らかい? 冷たい? トゲトゲしている?
(このようにイメージすることで【痛み】を客観視しやすくします。)

そして【痛み】に問いかける。
『何かして欲しいことはありますか?』

痛みと自分を切り離して、淡々と観察できるようにする。

試してみてはいかがでしょうか?


この手法は腰痛などの体の痛み対策に限らず、他にも応用できると思いました。
例えば、イライラする感情とか、、



腰痛の原因を掘り下げるよりも、腰痛が改善した時にどのような生活を送りたいのか?
未来志向で思考させるテクニックも使われていました。

この書籍を知ったきっかけは、解決志向のホリスティックコミュニケーションの師匠:黒丸尊治先生のブログだった。この本の参考文献として先生の書籍『心の治癒力をうまく引き出す』が紹介されたことで先生も知ったらしい。

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このページは、wincleが2019年8月17日 16:14に書いたブログ記事です。

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