「マルカン大食堂の奇跡」北山公路(著)

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岩手県花巻市、閉店したマルカンデパートの6階の大食堂を復活させた実話記録
建物の老朽化で閉店の噂が出ては消えるが繰り返されるうちに、いよいよ閉店決定のニュースが2016年3月に流れる。
真っ先に反応したのが地元の女子高生
継続の為の募金活動を考えて先生に相談したところ、高校生がお金を扱うのは何かと問題があるから署名活動の方が良いと助言された。
もともと自主性を重んじる校風で生徒たちに自由に活動させることを方針としている学校とのこと。
宮沢賢治の影響と思われる。
この学校の先生は公務員との立場上、表立って一企業を支援するわけにはゆかないとの事情があったが、生徒がなんらかのトラブルに巻き込まれそうになった時は盾になろうと覚悟していたという。
高校生が起こした渦と地元の経済界(主に60歳前後)の有志が起こした渦が、どんどん大きな渦巻きとなって、無理と思われていた再生計画を具現化した。

この本によれば、花巻の人は基本的にクールだそうで、募金のみならず様々な形で一体となって行動することは珍しいとあった。

市民運動の一番大きな要因は、
デパート6F大食堂は花巻市民なら誰もが思い出を持つ憩いの場だったこと。
営業し続けるのが当たり前で無くなることを簡単には受け入れられなかった。

金沢でこのような場があるだろうかと思案してみたが思いつかない。
地域にとってシンボルとなる「愛される場」を持つことは極めて重要なのだと思った。

写真は7/30.に「25cm10段ソフトクリーム」と一緒に食した「ナポリカツ」です。
スクリーンショット 2019-08-17 1.41.40.png

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このページは、wincleが2019年8月16日 23:36に書いたブログ記事です。

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