2019年5月アーカイブ

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無印良品の金井政明会長の講話を聴く機会があった。

内容に関しては、SNSでの発信を控えて欲しいとのリクエストがあったんで事実情報と自分自身の気づきを記します。

・幸福度調査国別ランキングでは日本は下がり続けて58位
・日本の研究開発力は低下している。
・熱意度(パッション)持って仕事しているか?の問いに対して
 アメリカ人のYesは32%、日本人は6%
 この日本の数字は139カ国中132位
・終戦時のGNPに対して60倍にまで膨らんだのに不安を持つ日本人

昭和初期の頃の写真を見せてもらったが、
子供達の表情が明るく、清々しかった。

堤清二氏のことば
「欲張りで人の目を気にするのが人間」

欲張りが社会を分断させる。

西武グループを牽引し、まさに消費を拡大させてきた堤氏が
無印良品を作った目的とは、
売るために付加された装飾や見栄などを生活者の目での排除


自然に合わせて、楽しないように生きてきた日本には
日本人の基層文化がある。

中国のレンタル自転車の話が印象的だった。
このビジネスは儲かると見るや60社が乱立
競争の中で今は1社のみになった。
残り59社の自転車は回収されることなく大量に放置状態になっている。


ヘンテコな今の世界に対して、
振り子を戻すことに取り組んでいるのがMUJI
だから共感者が多い。
私はこのように感じました。

事業を持続させる秘訣は?
との最後の質問に対する回答は、
「思想と人しかない。当社には成長実感が満ちている。」

「出勤/退勤時間は自由」しかも、事前連絡禁止
「嫌いな仕事はやらなくてよい」
とっても非常識な取り組みだが、ちゃんと利益を出しているエビ工場。

東日本大震災で石巻にあった工場を失う。
これまでの取引先の応援があり、今は大阪で経営している武藤社長の実業実態が書かれている。プロフィールを読むと私と同じ芝浦工業大学で学ばれていた。
私と同じく、就職時には学校や先生の支援を全く受けなかった方。
これ余談でした。

武藤社長は、
震災をきっかけに、生きることをシンプルに見つめるようになった。
人を縛り、管理し、競い合わせるような今の会社や社会のあり方に疑問を持つようになった。
まずは、自分の足元からと、従業員が「とにかく働きやすい職場にする」との理念のもとに働き方を変えてみたのが冒頭の方針

「好きな日に働き、休みたい日に休む。連絡も一切いらない。」
「嫌いな仕事はやらなくてもよい」
この働き方で4年(2107時点)が経過して、人が人らしく、会社が再起してゆく上で不可欠な働き方だと確信している。

二重債務の中でがむしゃらに働く中で、自分自身と、自分の生活を大切にする、ひたすらに働きやすくするとのシンプルな考えと工夫と実践。

冷凍食品工場だからできたとか、小さな会社だからできたとか
条件が異なる自分達にはできないと思い込まず、
発想の転換を図ることで様々な気づきがあるように思います。

働き方を変えるとは、子育てのようなもの。
この言葉は印象的でした。
スクリーンショット 2019-05-26 12.06.15.png明日には届くから「アスクル」

町の事務屋さんに壊滅的破壊をもたらした仕組みであるが、元々は事務機器メーカー:プラスの社内ベンチャー。

従って、プラス商品だけを取り扱った通販サイトだった。

ところが、競合先であるキングジムのファイルを取り扱って欲しいとの問い合わせがあり、当社にも同等品があると勧めたらその時は買ってくれるが、二度とアスクルには戻ってこなかった。

これがきっかけで、他社製品も取り扱うサイトへ舵を切り成長のきっかけとなった。

当時、親会社からは猛反対にあったらしいが、顧客の立場にたつことを優先した。

イノベーションの種は、お客の真の要望を満たそうとすること。
そこに企業が提供する本質的価値がある。
スクリーンショット 2019-05-23 16.36.36.png前のブログ記事の続き。

モノ同士は目に見えないところでつながっていて、そのつながりの環境を整備するのが人の役割では?

とも思いついた。

ある商品が売れたら、心配しなくても、その場所には、ちゃんと次の商品をおきますよ。
(商品にむけて)あなたは、後のことは心配しなくてお客様のところに嫁いで行っていいのですよ。

ちょっとスピリチュアル的な話(笑)となったが、
次が控えている、この居場所の後をつぐモノがちゃんと存在していることを
意識することはとても大事なのではないかとも発想が広がったので記しておきます。

ps.
このブログを書いている途中で電話があった。
私は某異業種経営者の会でこの2年間、部門リーダーとして「創業者向け企画
」をゼロから創ってきた。来期降板となっても、新しいリーダーのもとでさらにパワーアップしてこの企画を充実させたいとの来期総リーダーからの電話だった。

泣けそうになった。
任期いっぱい、もっとやれることに挑戦しようと思った。

ここで終わるので無く、次に繋がる、受け継ぐ人がいる。
これはパワーになる。

モノは生きているから、人と同様に感じてもらえるかもしれない。


スクリーンショット 2019-05-23 16.29.30.png

小売店経営約40年の女将さんより面白い話を聞けた。

店を始めた頃は、商品が少なく(多分、倉庫も十分な広さがなく)

陳列した商品の棚の下に、売れた時に補充する品を箱置きしていた。

売れたら、次にそこに置く(控えの)商品が近い位置にある。

この状態の時は売れる。


ところが、店舗に並べたい商品数が増えてくると

店舗内から倉庫に在庫品を置くようになり距離が離れる。


そして売れない商品は、倉庫内でも入り口から離れた遠いところに置くようになる。

出そうもないと感じる商品は奥に追いやられて、店員からも忘れられてゆく。

(売れても補充する作業が面倒になると潜在意識で感じるのかもしれない)

そうなると、ますます売れなくなる。


あぁ、なるほどと感じた。

同様の経験はないが、なんと無くわかる。


実験的に、一部商品は店内に補充品をおいて実験するのも面白いかもしれない。

ポイントは目に見えない「モノと売り子」の関係性、その商品への意識や商品を生かそうとする気持ち。


例えば、あまり売れない商品に、個別に名前をつけてみるもの面白いかもしれない。


前にブログでも書いたが、ホワイトボードのイレーザーに名前をつけることで

消し忘れトラブルを防げた話もある。

名前をつけてみるのは効果的かもしれない。

http://www.wincle.jp/blog/2019/01/post-1073.html


プロの見方

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テニス一家の沢松家でのテニスをTV観戦する時の見方。
注目したい選手サイドを残して、対戦相手側をダンボールで隠す。
素人はボールを目で追って両選手の動きを見るが、
玄人は、ボールを打った後の選手の動きを見る。
どれくらいのスピードで、どのポジションに戻っているのか?

なるほどです。

私も店舗を見る時、賑わいに惑わされず、
どれくらいの人がレジにいるかを観るようにしています。

スクリーンショット 2019-05-19 23.47.46.png

「こだわり」とは

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写真家の平間至さんの言葉
「こだわることで生まれるものもあるけれど、
こだわることで失われてしまうものもある。」

商業写真の世界は消耗品だからこだわらないと言う。

とても深く、肝に命じたい考え方だと思った。

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