日本人を評価しない日本人

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1982年、ヴェネチア国際映画祭50周年記念祭りにおいて「グランプリ・オブ・グランプリ」に選ばれた黒澤明監督の「羅生門」
海外では極めて高く評価される映画

1951年、ヴェネチア国際映画祭へ「羅生門」の出品を目指したジュリアーノ女史は、製作会社の大映に打診。
ところが、大映はこのオファーを断った。
なぜならば、当時の大映の社長は興行成績が悪かった上に、理解が出来なかった。
「ワケがわからん!」と担当のディレクターやプロデューサーを左遷するほど社内での取り扱いがタブーとされた作品だったから。
字幕を入れる予算など認められるわけが無い。

なんと、ジュリアーノ女史は自費で字幕を入れるからとの条件で、しぶる大映の許可を得て出品へ

海外の審査委員はその演出の斬新さ、東洋的なプロットに衝撃を受ける。
その年のグランプリを難なく獲得すると、さらに米国のアカデミー賞の最優秀外国語映画賞に選ばれる。
そして30年後の50周年記念では、過去50年の受賞作中での最高峰になってゆく。

黒澤監督曰く
日本人は、何故日本という存在に自信を持たないのだろう。
何故、外国の物は尊重し、日本のものは卑下するのだろう。
悲しい国民性というほかない。

海外で評価されると日本人は、とたんに関心を示しますね。

羅生門.jpg

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このページは、wincleが2018年3月24日 01:08に書いたブログ記事です。

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