2017年5月アーカイブ

哲学者、西田幾多郎からも京大時代に学んだ教育者、森信三氏
経営者の中でも森信三ファンは多いです。

新入社員に対する基礎教育を依頼されることが増え、適切な教本を探していましたが、この書籍を使うことにしました。

大きな文字でページ数も少なく、活字離れの若者にも負担を感じさせないのも選択理由です。

挨拶、正直、誠実、思いやり、友情などがどうして大切であるかを、とても理解しやすく書かれています。

そして驚いたのは、「立腰」(腰骨を立て通す)の重要さが、何箇所にも書かれていました。
自分自身で確かめて下さい。との事で効用は、
①人間にやる気が起こる。
②その上に集中力が出る。
③さらに持続力がつく
④また頭脳が冴えて
⑤勉強が楽しくなり
⑥成績も良くなる、さらに
⑦行動が俊敏になり、
⑧バランス感覚が鋭敏になる、そして
⑨内臓の働きさえも良くなる。

確かに、マイナス思考で元気の無い人は、姿勢が悪いですね。
姿勢が良いにも関わらず、元気が無く弱音を吐く人とは会ったことがありません。^^;
大川.png

高知県大川村では、村議員へのなり手がおらず村議会が無くなるらしい。

昨今の政治家(特に国会野党)を見ていても、国のリーダーの足を引っ張ることが仕事になっており、いらんな~と感じていただけに、トップはともかく議員が居なかったらどうなるのか?
と考える良い機会かも知れません。
昔と比べ情報化が進み、代議士は手段の一つでしかないので、議員ありきでなくて良さそうです。

住みよい社会にするには、目先のことや多数決に流されず、
いろんな手段の選択肢があるでしょうし、決定プロセスを実験してみるのも面白そうです。

同じように豊洲市場問題。
東京都民のすべての食料が市場を経由している訳も無い。
もし、市場が無ければ、誰が困るのでしょうか?
海洋冒険家・白石康次郎氏と将棋に限定せずにチェスにも挑戦する羽生 善治氏
共通点が多々あるようです。

TVのインタビューでの白石さんの返答が印象に残っており、手にした本でした。
その質問とは「正しい状況判断をするために、どのような考え方をしているのですか?」
ちょっと考えた後、
「笑う事です。笑顔でいると、その時に応じた正しい判断を下せるようになると思っています。」

なるほどです。
最近、脳科学の研究、脳の検査装置技術力アップにともない解明されてきた因果関係が多く報告あります。
笑える事が起きるから笑うのでなく、笑うから笑える状況になる。
意識して脳のコンディションを良くしておくのは大切ですね。
sanpei.png
(先代の)林家三平さんが、落語中に遅れて入ってきたお客さんをいじって笑わせていたとの有名な話があります。
「今、あなたのことを噂していたんですよ。」とか、

お客に恥をかかせなず、場を和ませる気遣いかと思っていましたが、ある本によると、それだけでは無いことに気がついた。

集中していた意識が壊れたことに対して、もう一度意識を集中させる手法だったのでは無いかとの指摘。
つまり、そのお客に意識が向く人が話しについて来れなくなる。結果、落ちでの笑いが減る。観客全員を集中させるように場をコントロールしていた。

「8時だよ全員集合」のTV放送で、じゃんけんをすることに「最初はグー」との手順が全国統一となった。これはTVと違って観客が舞台のどの部分を観ればよいかを迷わせず、一点に集中させるためのアイディアだったのでは無いかとの推察であった。

リーダーは組織を率いるにあたり、部下に何を対して集中させるかを工夫することが大切だと改めて感じたしだいです。

「弱者の戦略」に照らし合わせても、極めて理にかなった経営をしておられる神田神保町の「未来食堂」

単に経営が成り立つ為には、どうすれば良いかとの話しを超えて、先日のブログで書いた「枠をつくる」考え方に通じるものがありました。

表面上の顧客満足でなく、ほんとに「その人」が求めることを見定めて、事業を組み上げている。

現在、産休休業中とのことですが、6月には再開するようなので食事しに行ってきます。

スポーツの世界で日本人がチャンピオンになると、日本人にとって不利に働くように
競技ルールが変更される。それでもその新ルールの中で工夫して勝ち抜くのが日本人の持つしぶとさ。
ルールを作り上げる側には、回らないのが日本人、
短期決戦のスポーツの世界では、それでもよいのかも知れませんが、
ビジネス界では、優れた技術が無効になりかねない重要な「ルールメイキング」の視点

GW中で積読状態だった書籍より、大局で物事を考えることが出来ました。


技術で勝ってビジネスで負ける日本企業
世界で圧倒的優位を誇っている日本のハイブリッド車であるが、
米国カリフォルニア州のZEV規制において2018年モデル以降は、
エコカー扱いされなくなるが2016年6月に確定した。
テスラモーターズのEV量産化に目処がついたタイミングでの出来事。

ハイブリッド車は、高い生産技術を要するので日本国内で量産されてきており、
ハイブリッド車の生産量の落ち込みが日本経済に与える影響は大きい。

ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制の目的に照らし合わせれば、
「EVに供給する電力が生み出すCo2にまで排出量の測定領域を拡大し、
EVの電力が再生可能エネルギーから供給されない限り、
EVを普及させても意味がない。」と、何故日系自動車メーカーは主張しないのか?

このように例を示して、日本が弱い「ルールメイキング戦略」について
問題提起している内容です。

日本人は目の前の課題に対してひた向きに一歩一歩取り組み続ける延長線上に
より良い未来が開けるという思想を持つ特性がある。一方、欧米人は宗教観に基づき
「そもそも、どうあらねばならないのか」
「何を善と位置づけてその実現に向けて邁進し続けることが正しい姿か」という視点で
物事を捉える傾向が強い。
との記述があり、納得。

「やり方」を重視し、そして得意な日本企業
「在り方」の視点へと拡げることが次の発展、世界貢献につながるのかもしれないですね。


三つの力もわかりやすい指摘でした。
・マネジメント力(左脳:進捗管理と評価、モノづくり)
・リーダーシップ(右脳:新たな価値観、コトづくり)
・イノベーターシップ(未来創造、哲学を語る、枠づくり)


読み進むうちに感じたのは、持続性の高い「ルールメイキング戦略」は、
勝つ、負けない為の策略ではなく、社会課題解決を目的とすること。

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4月末で閉店したコンビニ

看板を変えて他ブランド店にでもなるのかな、と希望的見方もありましたが、聞いてみると予想通りバイトが集まらないので辞めるとこ事でした。

今、石川では小松にオープンしたイオンモールをはじめ、新規開店の小売り、飲食店が増えているので求人難です。

時給を上げて、とにかく人を集めないと店が回らないのが店側の悩み。
回らなくなった店の接客レベルは低下し、新たな店に行ってみたい気持ちも相まって既存客の来店頻度が低下してゆく。
実際、5年ぶりに行ってみた某チェーン店のスタッフ数の少なさには、ビックリした。
あれだけ活気があった店が変わるものだな〜と、当時は餃子がすぐに出てきて回転率が抜群だった。
これだと、フードコート化して回した方が良いんじゃないかと思ったほどで、懸命に走り回るスタッフがかわいそうになった。

といって新しい店のすべてが賑わっている訳もなく、人口に応じた胃袋数に依存するので、固定費を賄えない店は閉店してゆく。

目先の時給に釣られて転職する人は、職場が消滅するリスクを分っているのだろうか?
若者達よ、先を見て行動しなさい。人の役に立つ技術を身につけなさい。
と老婆心ながら感じてしまいます。

振り子が戻るように、人手不足は続かない。
借金だけが残る店主、職を求める若者が増えないことを祈りたいものです。

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